所在地 | 愛知県岡崎市 | 造園 | 西村工芸 |
主要用途 | 専用住宅 | 建築面積 | 108.80㎡ |
構造規模 | 木造2階建て | 敷地面積 | 203.93㎡ |
竣工 | 2018年 | 延床面積 | 164.78㎡ |
施工 | サンモク工業 |
- 所在地
- 愛知県岡崎市
- 主要用途
- 専用住宅
- 構造規模
- 木造2階建て
- 竣工
- 2018年
- 施工
- サンモク工業
- 造園
- 西村工芸
- 建築面積
- 108.80㎡
- 敷地面積
- 203.93㎡
- 延床面積
- 164.78㎡
敷地は愛知県岡崎市の住宅街の一角です。間口が9m程度で奥行きのある敷地ですが、南側となる裏側が10m程度低く緩やかな法面の緑地帯なのでリビングからの借景として取り込もうと考えました。内部は16畳のリビングに8畳の吹抜をつくりそこを階段室と兼ねます。2階はその吹抜を囲むように大きなフリースペースを作り、旦那さんの趣味であるギターを楽しめる空間としました。
現在はお二人のお子さんがピアノとドラムを習っていて、3人でセッションすることもあるそうです。1階のキッチンからも吹抜を介して家族の存在を感じながら家事ができるので奥様が一人のような空間にならないように考えました。その奥さんの趣味はご結婚前から所有しているオールドミニで、普段通勤にも使用されています。駐車スペースを玄関横にし、ガラスで見えるようにしました。そうすることで玄関も広く感じ、運転時には玄関からそのまま車に乗り込むことも可能です。
そして何よりミニクーパーが大きなオブジェの役割を果たしてくれました。また駐車場の扉は通常電動式が多いですが、今回は玄関扉の格子と意匠を揃える意味も含めて手動式にしました。
アナログではありますが、奥さんにはこの一手間がオフからオンに切り替わるルーティーンだそうです。
今回のテーマは旦那さんの音楽と奥さんのオールドミニをライフスタイルの生活の一部に取り込むことでしたが、機能を犠牲にせず最大限生活に取り込めたのではないかと思います。
そして、1階のLDKからも2階のフリースペースからも周りの目を気にせず、緑を介して季節を感じることが出来たように思います。それはどんなシーンでも、家族の心を癒してくれます。
今回のご夫婦には対談もさせていただき、それを動画としても観れますので是非一度ご覧ください。