心地の良い空間
先日妻と久々に食事に出かけました。子供がいるとなかなか夜に出掛けることは難しいですが、子供が修学旅行で居なかったので実現しました。
伺ったのは名古屋市名東区にあるウィズと言うお店です。カテゴリが何か詳しくしませんがHPはなく、ネットではフレンチと書いてあります。
実は私が大学生のころからお世話になっているところで、当時はランチだと学生の私でも伺えるカジュアルな感じでしたが、15年ほどまえくらいにリニューアルしてから正統派な感じになっています。正統派と言っても高級な価格設定ではなく、コースもいくつかあり、アラカルトございます。
TOPにあるのは冷たい前菜で鰆を使った料理でした。
こちらは口取り。最初に出てきた料理で蟹が使われていました。
続いて暖かい前菜。ホタテとマッシュルームです。緑のソースは春菊です。
こちらは栗のポタージュ。栗がごろっと一つ入っていて秋の感じですね。
次はお魚料理で真鯛です。素材を生かしてスープの中に松茸が入っていました。フレンチと言うより和食のような繊細な料理でした。
料理最後はお肉料理。カイノミです。焼き加減も絶妙でした。
最後はデザートでおなか一杯です。
料理は当然ですが、おもてなしが最高でした。前菜の途中に私に電話が入り、一時外へ出ていました。その間に焼き立てパンが来ましたが妻のみで、私のものは戻ってきてから持ってきてくれました。ほかにもカイノミの焼き加減も提供されてからも焼き加減を何度か聞き直していただけました。私たちの食事の進行を最大限に気にかけてくれながらタイミングよく次の料理が提供されました。グルメの方からすると当たり前のことかもしれませんが、一般人の私たちにとっては気の利いた一流のおもてなしでした。
最初にも話した通り、私が学生の時よりお邪魔させていただていますが、頻度としては数年に一度程度で、常連なんてレベルでは決してありません。しかし、シェフは覚えてくれていました。「確か学生だったよね」と言っていただき、感慨深いですね。当時お店をオープンしてまだ数年だったようですが、現在お店は31年目だそうです。
おもてなしと言うのは金額ではなかなか表現できないことですが、ちょっとした心がけは受けた側の人からすると気持ちの良い時間と心地の良い空間となります。
今回はそんな極上のひと時を過ごすことが出来ました。